プラタナスの広場 編集部
ICTが根づく在宅医療のヒューマンネットワークVol.3 遠矢純一郎先生に聞く「情報提供というホスピタリティ」
最終回:「情報提供というホスピタリティ」から創造性まで
全3回にわたる遠矢純一郎医師へのインタビューの最終回です。インタビューの冒頭(Vol.1)では、ICT(情報通信技術)を在宅医療の現場にどう浸透させてきたのかというの問いに対し「ICTネットワークの前にヒューマンネットワークが重要」という姿勢を明かしてくれました。Vol.2では、フラットな関係作りの具体的な取り組みから、その裏にある在宅医療だからこそのしんどさと、チーム力の大切さを伺いました。Vol.3となる今回は、地域医療介護連携への取り組みと、そこに力を入れる理由を伺ってまいります。
過去のインタビューはこちら
Vol.1 桜新...
プラタナスの広場 編集部
ICTが根づく在宅医療のヒューマンネットワーク Vol.2 遠矢純一郎医師が「フラットな組織作り」に取り組む理由
全3回にわたりお届けする、遠矢純一郎医師へのインタビューのVol.2です。遠矢医師は、在宅医療の現場におけるICT(情報通信技術)活用のパイオニアとして注目され、自身が院長を務める桜新町アーバンクリニックはICT活用の成功事例として数多くのメディアに取り上げられています。
しかし前回のインタビュー(Vol.1はこちら)で見えてきたのは、遠矢先生の「ICTの前にヒューマンネットワークありき」という姿勢でした。Vol.2となる今回は、同院の医師、職員の方々が、いかにしてフラットな関係を築き、在宅医療に有用なヒューマンネットワークを構築しているのか、実際の取り組みを伺います。
遠矢純一郎|Ju...
プラタナスの広場 編集部
ICTが根づく在宅医療のヒューマンネットワークvol.1 遠矢純一郎医師インタビュー
2009年6月、東京都世田谷区に桜新町アーバンクリニック在宅医療部を立ち上げ、同時に在宅医療の現場にスマートフォンの活用を導入した遠矢純一郎医師。iPhoneを活用した患者情報の共有や、ディクテーションによるカルテ記述が話題となり、翌年の孫正義氏との対談や2013年MCPC Award(モバイルコンピューティングコンソーシアム)特別賞受賞をきっかけに、今なお在宅医療業界において注目を浴びる存在です。
ICT活用のパイオニアであると同時に、地域の在宅医療を支えるチームにおけるひとりの医師として、遠矢医師は今なお現場の患者さんと向き合い続けています。ICT活用の経緯を伺う中で、同院がICT活...