プラタナスの広場 編集部
患者視点は、病院経営のスタートライン 医療機関の経営をコンサルティングする立場から
コンサルタント小松大介さんに聞いた、医療と経営
1994年、日本は世界に先駆けて、高齢社会に突入しました。2025年には、人口の5人に1人が75歳以上、3人に1人が65歳以上という超高齢社会となります。この人口構造の変化に対応すべく、現在、医療や介護の在り方にも変化が求められています。
「2025年が高齢化問題の山場だとすれば、2040年はおそらく看取り問題の山場。環境も制度も変化していきます。そうした変化を追いかけ適応することは、医療機関にとっての必須事項。でも大事なのは、患者視点をもった医療経営を続けていくことです」
そう語るのは『診療所経営の教科書』シリーズ(日本医事新報社)や『医...
プラタナスの広場 編集部
【募集終了】研修参加者募集『千葉県 在宅医療スタートアップ支援事業』のお知らせ
平成29年度より千葉県が主催する『千葉県在宅医療スタートアップ支援事業』にて、「在宅医養成研修」の参加者を募集中です。9月より11月にかけて開催される5日間の研修では、平成30年度の診療報酬改定も反映したテキストを使用。カリキュラムは、後述のとおりです。
「千葉県在宅医療スタートアップ支援事業」について
高齢化の進展に伴い、地域では外来に通院できなくなる方が増えていくことが見込まれます。また、その中には、医療が必要になった時にも住み慣れた自宅等での療養を希望される方が、多くいらっしゃいます。
そこで千葉県は、在宅医療を開始・拡充しようとする医療機関や、医療機関と連携し在宅医療を支える事業...
プラタナスの広場 編集部
女性医師と経営者に聞く、医療業界で働く女性の育児とキャリア【1】
近年「働き方」が話題に上がる機会が増えています。『プラタナスの広場』は医療業界で働く2人の女性に、妊娠・出産といった女性だからこそのライフイベント、そしてキャリアと自己実現についてお話を聞きました。
インタビューに答えてくれたのは、国内外でヘルスケア事業とコンサルティングを手がける株式会社メディヴァの代表取締役 大石佳能子(おおいし・かのこ)さんと、医師であり同社のコンサルタントでもある神野範子さん。2人とも医療業界でキャリアを積みながら、育児を経験しています。
第1回は、神野さんの出産、子育て、復職にまつわるお話です。
大石佳能子|Kanko OHISHI(写真左)
大阪府出身。株式会...