プラタナスの広場 編集部
患者視点は、病院経営のスタートライン 医療機関の経営をコンサルティングする立場から
コンサルタント小松大介さんに聞いた、医療と経営
1994年、日本は世界に先駆けて、高齢社会に突入しました。2025年には、人口の5人に1人が75歳以上、3人に1人が65歳以上という超高齢社会となります。この人口構造の変化に対応すべく、現在、医療や介護の在り方にも変化が求められています。
「2025年が高齢化問題の山場だとすれば、2040年はおそらく看取り問題の山場。環境も制度も変化していきます。そうした変化を追いかけ適応することは、医療機関にとっての必須事項。でも大事なのは、患者視点をもった医療経営を続けていくことです」
そう語るのは『診療所経営の教科書』シリーズ(日本医事新報社)や『医...